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ポーカー9種類のルールや特徴を紹介!一番人気なのは?

ポーカーと一口にいっても、さまざまな種類が存在します。それぞれどのような違いがあるのでしょうか。そこで今回は、ポーカーの種類や特徴、もっとも主流な種類まで紹介していきます。

目次

【9種類】ポーカーの種類別のルールと特徴

ポーカーは、特殊なものを除くと大きく3つに分けられます。

  • フロップポーカー(ホールデムポーカー)
  • クローズドポーカー(ドローポーカー)
  • オープンポーカー(スタッドポーカー)

この項目では、各カテゴリーの特徴と、カテゴリー別の代表的なポーカーの種類について解説します。

フロップポーカー(ホールデムポーカー)

フロップポーカー(ホールデムポーカー)は、全プレイヤー共通のコミュニティーカードがあるのが特徴です。コミュニティーカードとして置かれるカードと、プレイヤーに配布されるホールドカードで役を成立させます

ほかのカテゴリーのポーカーと比べると、戦略や駆け引きなどの実力が求められるポーカーです。ここでは、フロップポーカーのうち、テキサスホールデム、オマハホールデム、クールシュベル、カジノホールデムの4種類を紹介します。

テキサスホールデム

テキサスホールデムは、プレイヤーに2枚のカードを配り、コミュニティーカードとして5枚を配布するポーカーです。カード交換はしません。親からプレイヤーにカードが2枚配布され、1回目のベットが終了したあとに、3枚のコミュニティーカードが公開されます。

公開されたカードを確認してベットまたはフォールドなど、プレイヤーのアクション終了後に次のカードが公開される流れです。すべてのコミュニティーカードが公開となる4回目のベットまでアクションを繰り返します。
ほかのプレイヤーがフォールド(降りる)するか、一番強い役のプレイヤーが勝者です。強い役に見せるため全チップをかけて揺さぶりをかけるなど、駆け引きができることから人気があります。

オマハホールデム

オマハホールデムは、各プレイヤーに4枚のカードを配布し、コミュニティーカードを5枚置きます。基本的な流れはテキサスホールデムと同じです。

1回目のベット終了後に3枚のコミュニティーカードを公開し、ベットと残りのコミュニティーカードの公開を繰り返します。
テキサスホールデムと比べてプレイヤーに配布されるカードが多く強い役を引きやすいため、駆け引きの要素が大きいのが特徴です。賭けるチップの額が異なる、ボットリミット、ノーリミット、固定リミットといった複数のルールがあります。

クールシュベル

クールシュベルは、オマハホールデムをベースとした派生タイプのポーカーです。プレイヤーに配布されるカードは4枚、コミュニティーカードは5枚となります。

オマハホールデムとの違いは、プリフロップ(最初のターン)前に1枚のコミュニティーカードがテーブル上に公開されているところです。

プレイヤーは、公開されたカードと手札を見て、降りるか勝負するか、プリフロップの行動を決められます。手札4枚とコミュニティーカード5枚で役を作る点はオマハホールデムと同じです。
ポットリミットクールシュベル、リミットクールシュベル、ノーリミットクールシュベルと、レイズ(上乗せ)の上限が異なる3種があります。

カジノホールデム

カジノホールデムの基本的なルールはテキサスホールデムと同じで、手札2枚、コミュニティーカード5枚です。

テキサスホールデムがプレイヤー対プレイヤーであるのに対し、カジノホールデムはプレイヤー対ディーラーである点が異なります。
また、ディーラーは4のワンペア以上の役でないと勝負できません。この場合はディーラーよりプレイヤーの役が弱くても、自動的にプレイヤーが勝利します。

クローズドポーカー(ドローポーカー)

クローズドポーカー(ドローポーカー)は、ポーカーの基本形で、もっとも古い歴史があります。コミュニティーカードはなく、プレイヤーに配布されたカードのみで勝負するポーカーで、手札はすべて隠された状態で進行するルールです。

ベットタイムとアクションは2回ずつであるのもクローズドポーカーの特徴で、代表的なものとして、5カードドロー、オアシスが挙げられます。

5カードドロー

5カードドローは、日本でもっとも馴染みのあるポーカーです。プレイヤー全員に5枚ずつカードを配布した後、プレイヤーは順番に新しいカードを引いていきます。カードをまったく引かないことも、5枚すべてをドローして交換することも可能です。

最初のカード配布後、新しくカードをドローします。その後に2回ベットを行い、フォールドしなかったプレイヤーのみがカードを公開します、一番強い役のプレイヤーが勝者です。

オアシス

オアシスは、クローズドポーカーの基本的なルールを使用するもののプレイヤー同士のプレイではなく、ディーラー対プレイヤーの1対1である点が特徴です。
同じテーブルにプレイヤーが何人いようと関係ないため、一騎打ちを好む人に向いたポーカーといえます。

オープンポーカー(スタッドポーカー)

オープンポーカー(スタッドポーカー)は、カードの一部をオープンにするほか、カードの交換ができないポーカーです。プレイヤーに配られるカード5枚バージョンと7枚バーションがあります。いずれも、最初に配布されるカードの強さが大きく影響するのが特徴的です。

代表的なものに、7カードスタッド、カリビアンスタッド、シンガポールスタッドがあります。

7カードスタッド

7カードスタッドは、プレイヤーに配布するカード7枚バージョンのポーカーです。まず、ゲーム開始時には各プレイヤーに3枚カードが配られます。3枚のうち1枚が公開された状態となるのが特徴です。

最初のベットが終わったら、4枚目に配られるカードが公開された状態で各プレイヤーの手札に加わります。その後、ベットと公開カードの配布を繰り返し、4回目のベット後、7枚目のカードが伏せた状態で配布される流れです。
5回目の最終ベットまで、自分の手札に伏せたままのカードがあるのが、7カードスタッドならではの部分です。

カリビアンスタッド

カリビアンスタッドは5枚バージョンのポーカーです。プレイヤー同士ではなく、プレイヤー対ディーラーで、それぞれに5枚ずつカードを配ります。このとき、プレイヤーのカード5枚は公開されますが、ディーラーのカードは1枚しか公開されません。
ディーラーのカード4枚が隠されたままベットし勝敗を確認します。完成した役が高位であるほど配当が高くなるポーカーです。ただし、ディーラーがAとK両方を持っておらず、ワンペア以上でないときは強制的にディーラーが勝負を降りることになります。

シンガポールスタッド

シンガポールスタッドは、カリビアンスタッドと基本ルールが共通しているポーカーです。ただし、カリビアンスタッドとはベット方法が異なります。カリビアンスタッドではチップを置いて賭けをしますが、シンガポールスタッドではディーラーに前払いするのです。

「Lucky Player」と表示されるとクレジットされます。「Lucky Player」表示は、Lucky Playerの場合は掲示された番号BOXのプレイヤー、Magic Cardの場合は掲示されたカードを所有するプレイヤーが対象です。

通常は自分にベットしますが、ディーラーにもベットできます。

テキサスホールデムポーカーが主流

ここまで、さまざまな種類のポーカーを紹介しましたが、カジノでもっともポピュラーなのは「テキサスホールデム」です。世界中で大会が行われるほど人気を集めています。

魅力は、シンプルなルールながら奥深く、競技性が高いところです。競技人口は1億人以上といわれ、囲碁やチェスのようにIOC国際オリンピック委員会にも認められており、マインドスポーツとしての地位を確立しています。

10億円以上の賞金が出る大会もあり、大会規模も非常に大きいのが特徴です。日本でもアミューズメント・カジノとして人気で、世界大会出場をかけたトーナメントも開催されています。

まとめ

ポーカーにはさまざまな種類があります。特に人気なのは、競技人口が多く世界大会も開催されているテキサスホールデムです。日本でも、アミューズメント・カジノとしてテキサスホールデムの注目度が高まっています。興味のある方は、一度プレイしてみてはいかがでしょうか。

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