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ポーカーのティルトとはどういう意味?原因や向き合い方、相手への対策について解説

ポーカーのティルトとはどういう意味?原因や向き合い方、相手への対策について解説

ポーカーをプレイしていると、相手との相性が悪かったり、かなり勝率が高いハンドであるにも関わらず負けてしまったりと「今日は何だか運が悪い」と思う日もあるのではないでしょうか。そんなときに気をつけたいのがティルトです。自分がティルトに陥ってしまうと、冷静な判断を欠いてしまい、本来であれば選択しない無理な勝負を仕掛けてしまうことがあります。そこで今回は、ポーカーのティルトとはどういった状態なのか、ティルトへの向き合い方や対策などについて詳しく解説していきます。

目次

ポーカーにおけるティルトの意味とは

ポーカーにおける「ティルト」とは、プレイヤーが感情的になり、冷静な判断ができなくなる状態のことを意味します。ティルトに陥ってしまうと、プレイヤーは自分の判断に疑問を持ち始めたり、誤った判断をしていることに気付かなくなったりする可能性があります。

このような状態では、過度に保守的なプレイになったり、逆に不必要な場面で高いリスクを取ってしまったりすることで、全体的にプレイの質を低下させる危険性が高まるのです。特に、ポーカーのようなマインドスポーツでは冷静な判断が求められるため、ティルトを避けることは極めて重要といえるでしょう。

ポーカーでティルトに陥ってしまう原因

ポーカーをプレイするうえで絶対に避けたいティルトですが、どのような原因で陥ってしまうことが多いのでしょうか。主な原因は以下のとおりです。

バットビートでの敗北や自分のプレイに対する後悔

ポーカーのバットビートとは、自分が非常に有利な状況であるにも関わらず、本来であれば考えられないような確率で負けてしまうことを指します。

例えば、相手がオッズを考慮せず、不利な状況からリバーで大逆転して勝利を収めると「こんなプレイで勝てるなんて信じられない」という気持ちが湧き上がることでしょう。このようなバットビートで敗北してしまった際には、ティルトしないよう注意が必要です。

さらに、自らの判断に後悔することもティルトの原因になります。相手のブラフをキャッチできずにフォールドしてしまった場合など、後悔とともに自分のプレイに自信が持てなくなる可能性があります。

連続での敗北によるフラストレーション

連続で敗北してしまうと、多くの方は強いストレスを感じてしまうでしょう。特に、初心者のプレイヤーは連敗によって自己評価が下がり、不安や焦燥感を覚えることが多いです。このような感情が高まると、ティルトに陥りやすく、結果的にさらなる損失の原因となることが考えられます。

このような状況を避けるためには、適切なマインドセットを維持することが不可欠です。たとえ連敗していたとしても、一時的な結果に一喜一憂するのではなく、長期的な視点で自分のプレイを評価することが重要となります。

また、感覚だけでプレイするのではなく、明確な基準や戦略を考えることで、プレイに一貫性をもたせることも必要です。基準や戦略にもとづいて判断することができれば、短期的な結果に影響されずに最適なプレイを続けることが可能となるでしょう。

ポーカーでティルトしないための対策

ポーカーでティルトしてしまう原因がわかったところで、どうすれば予防することができるのでしょうか。ティルトに陥らないよう、以下の対策を把握しておきましょう。

自分のコンディションを客観的に判断する

ティルトを防ぐためには、自分のプレイやコンディションを客観的に評価することが重要です。例えば、連敗していたとしてもミスなくプレイできているのであれば、自分のパフォーマンスは悪くないと判断できます。

しかし、自分のコンディションが悪いときは、なんとなく無意識でプレイすることが増えてしまいがちです。このような状態になると、自然と敗北する割合が増え、ティルトの危険性が高まってしまいます。

自分のプレイを冷静に分析し、客観的に判断する能力を身につけることは、ティルトを回避することに役立つため、日頃から意識してプレイしてみましょう。

調子が悪い時はいったん辞めて冷静になる

ポーカーで連敗している時は、いったんテーブルから離れて気持ちをリセットすることも検討しましょう。そのままの状態でゲームを続けたとしても、損失を取り戻すのは難しい場合がほとんどです。

たしかに、敗北が続くと損失を取り戻したいがゆえにプレイを続けたくなることもあります。しかし、連敗中は冷静な判断ができなくなっている場合もあり、適切なタイミングで終了することが難しくなることもあるでしょう。そんな時は、自分のなかで「プレイを中断する基準」を設けておくことが効果的です。

例えば「今持っているチップをすべて失ったらやめる」や「あと○○BB負けてしまったらやめる」というように自分なりの基準を設けておくことで、損失を最小限に抑えられる場合があります。

しかし、ポーカーのティルトは、調子が悪い時にだけ発生するわけではありません。とても調子が良く、勝ち越している場合にもティルトに陥ることがあるのです。

例えば、勝率が高いことでいつもよりもプレイが雑になってしまったり、逆に自分のチップを守るためにプレイが消極的になったりする場合があります。この状態もティルトに陥っているといえるため、調子が良い時にもいったんテーブルを離れ、一息つくことも頭に入れておきましょう。

バッドビートを引くことは優れたプレイヤーの証

先述のとおり、バットビートとはあり得ないような確率で負けてしまった場合のことを指します。しかし、プロポーカープレイヤーであるマシュー・ヒルガーは「バッドビートは優れたプレイヤーにとっての親友である」と述べています。これはどういう意味なのでしょうか。

実際に、ポーカー上級者ほどバットビートを受けるといわれていますが、ポットを失ってしまう主な原因は以下の3つです。

  1. ハンドが弱い
  2. プレイのミス
  3. バットビート

優れたプレイヤーであれば、ミスをする確率は低くなります。さらに、プリフロップから強いハンドでゲームに参加するため、全体的に相手よりも強いカードを持っている確率が上がるのです。

そして、バッドビートとは強いハンドを持っているプレイヤーが不運によって負けてしまう状況のことを指します。つまり、上級者がポットを逃す原因は、多くの場面でバットビートになるということです。

言い換えるなら、バットビートを受けることが多いということは、それだけプレイヤーのスキルが高い証拠とも捉えられるでしょう。

ポーカーでティルトした相手への対処法

ポーカーで相手がティルトしているとわかった場合、こちらはどのような対応をすればいいのでしょうか。相手がパッシブなのかアグレッシブなのかによっても変わるため、それぞれの対応方法を見ていきましょう。

相手がパッシブなプレイヤーの場合

相手がパッシブなプレイヤーだった場合は、非常に狭いハンドレンジや、かなり小さくベットを打つなどの特徴があります。このような状態では、非常に強いハンドでなければ3betを打つ可能性は低いと考えられますし、AKなどを持っていたとしてもコールを選択する人も多いでしょう。

しかし、フォールドすることも多いので、こちらからブラフを仕掛けることが効果的となります。CB(コンティニュエーションベット)などは特に効果が高いため、状況を見てブラフを織り交ぜていきましょう。

なお、ポーカーのCB(コンティニュエーションベット)については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらもあわせて参考にしてみてください。

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相手がアグレッシブなプレイヤーの場合

相手がアグレッシブなプレイヤーだった場合、ベット頻度が極端に高く、広すぎるハンドレンジが特徴です。勝率が低くてもベットしてくるケースが多いため、当然ブラフの頻度も増えます。そのため、こちらもブラフキャッチを意識しなければなりません。

また、バリューベットの額をいつもより大きくし、ブラフの頻度を抑えることでチップを稼ぎやすくなるといえるでしょう。

まとめ

今回は、ポーカーのティルトに関する原因や対策、ティルトしたプレイヤーと対峙した際の対処法などをご紹介してきました。どんな上級者でも調子の悪い日はありますし、重要な場面でバットビートを引くことはあります。しかし、ティルトへの対策を把握していれば、いざ自分が陥りそうになった場合にも踏みとどまることができるはずです。ぜひとも今回の記事を参考にしていただき、ポーカーで勝利を目指しましょう。

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